七夕のおはなし(ペープサート)

わくちゃん

2014年07月02日 21:37

七夕の話し



昔々 遠いお星様の国に彦星という若者が住んでいました。
 「さあ 牛さんご飯をどうぞ!」
 「ムシャムシャおいしいモ~」
 「彦星さんは働き者だモ~」
また 同じ星の国には織姫という娘が布を織って暮らしていました。
 「きれいな布を織るのは楽しいわ!」
カランコロン 織姫は働き者。
二人がとても良く働くので 星の国の神様は大変喜びました。
 「彦星と織姫を夫婦にしてやろう」
 「神様ありがとうございます」
 「これからも元気に働いておくれ!約束じゃ!」
絵をひっくり返す


しかし彦星と織姫は神様との約束を忘れて 毎日二人で遊んでばかりいました。
 「織姫といると楽しいなァ 牛の世話なんかどうでもいいや」
 「私も彦星さんといる方が幸せ」
ギィ~バタン織姫様は怠け者
 「二人とも働きもせず 遊んでばかりいるとはこれからは 天の川を挟んで離れて暮らすが良い」
 「彦星さま~」
 「織姫~ 約束を守ってしっかり働けば良かった」
 「反省しているようじゃな!では一年間まじめに働いたら七月七日に会うことを許そう」
 


二人は一年間まじめにはたらきました。
そして神様と約束した七月七日 “かささぎ”が橋を作ってくれ織姫と彦星は会うことが出来ました。
一年に一度七月七日。夜の空を見上げると天の川を挟んで彦星の☆と織姫の☆がキラキラ輝いています
   
   ★絵は“すぐできるペープサートの本”を参考
 (話しに合わせて絵を出したり引いたりします)
   ★話しは私流にアレンジ。
  (子ども達の反応を見ながらなので
   話すたびに少々違いがあります)

私の住んでいる町では月遅れの七夕飾りをやっている家があります。
裏の竹藪から 「今年 新しく成長した若い笹を切ってきて 短冊を飾るのです」
後日 飾りは塩で清めてから燃やすとか 
地元の幼稚園や保育園などでは7月7日ですよ


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