‟わらべうた・あそび歌”は依頼先などで使っている内容を載せています
2023年03月05日
「てぶくろ」おはなし組木
でこぼこ工房の「おはなし組木」
てぶくろ

一枚の木から出来ています
てぶくろ形の中 見事に登場する動物達が入っています
おじいさんは「おおきなかぶ」 犬は「ももたろう」のです

おじいさんと子犬が雪の山道を歩いていきました
歩いているうちに手袋を片方落としてしまったのです

すると ねずみがかけてきて てぶくろに もぐりこんで いいました。
「ここで くらすことに するわ」

そこへ かえるが ぴょんぴょん はねてきました
「てぶくろにすんでいるのは だれ?」
「くいしんぼねずみ。 あなたは?」
「ぴょんぴょんがえる わたしも いれて」
「どうぞ」
もう二匹になりました。

うさぎが 走ってきました。
「だれだい てぶくろに すんでいるのは?」
「くいしんぼねずみと ぴょんぴょんがえる。 あなたは?」
「はやあしうさぎ ぼくも いれてよ」
「どうぞ」
もう三匹になりました。

きつねが やってきました。
「てぶくろに すんでいるのは どなた?」
「くいしんぼねずみと ぴょんぴょんがえると はやあしうさぎ。 あなたは?」
「おしゃれぎつねよ。わたしも いれて」
「どうぞ」
これで 四匹になりました。

おおかみが きました。
「だれだ てぶくろに すんでいるのは?」
「くいしんぼねずみと ぴょんぴょんがえると はやあしうさぎと おしゃれぎつね。 あなたは?」
「はいいろおおかみだ。ぼくも いれてくれ」
「まあ いいでしょう」
これで五匹になりました。

いのししが やってきました。
「だれだね てぶくろに すんでいるのは?」
「くいしんぼねずみと ぴょんぴょんがえると はやあしうさぎと おしゃれぎつねと はいいろおおかみ。 あなたは?」
「きばもちいのししだよ。 わたしも いれてくれ」
さあ こまりました。
「ちょっと むりじゃないですか」
「いや どうしても はいってみせる」
「それじゃ どうぞ」
これで 六匹です。てぶくろは ぎゅうぎゅうずめ。

「だれだ てぶくろに すんでいるのは?」
やってきたのは くまでした。
「くいしんぼねずみと ぴょんぴょんがえると はやあしうさぎと おしゃれぎつねと はいいろおおかみと きばもちいのしし。あなたは?」
「のっそりぐまだ。わたしも いれてくれ」
「とんでもない。まんいんです。」
「いや どうしても はいるよ」
「しかたがない。はじっこにしてくださいよ」
これで 七匹になりました。てぶくろは はじけそうです。
おじいさんは てぶくろが かたほうないのに きがつき さっそく さがしに もどりました。
こいぬが てぶくろをみつけ 「わん わん わん」とほえると
みんなは びっくりして もりのあちこちに にげていきました。
内容を参考にさせてもらったのは


”てぶくろ”はウクライナ民話
現在 ウクライナの季節は さむ~い冬だそう
悲痛なニュースが始まって一年が過ぎました
小学低学年の子ども達に この話を振ると
「エ~ッ もう一年!」
「ロシアがね・・・」
と話をしてくれた子も!
とにかく 一瞬でも早く 平和が訪れるよう 願うばかりです
てぶくろ


てぶくろ形の中 見事に登場する動物達が入っています


おじいさんと子犬が雪の山道を歩いていきました
歩いているうちに手袋を片方落としてしまったのです
すると ねずみがかけてきて てぶくろに もぐりこんで いいました。
「ここで くらすことに するわ」
そこへ かえるが ぴょんぴょん はねてきました
「てぶくろにすんでいるのは だれ?」
「くいしんぼねずみ。 あなたは?」
「ぴょんぴょんがえる わたしも いれて」
「どうぞ」
もう二匹になりました。
うさぎが 走ってきました。
「だれだい てぶくろに すんでいるのは?」
「くいしんぼねずみと ぴょんぴょんがえる。 あなたは?」
「はやあしうさぎ ぼくも いれてよ」
「どうぞ」
もう三匹になりました。
きつねが やってきました。
「てぶくろに すんでいるのは どなた?」
「くいしんぼねずみと ぴょんぴょんがえると はやあしうさぎ。 あなたは?」
「おしゃれぎつねよ。わたしも いれて」
「どうぞ」
これで 四匹になりました。
おおかみが きました。
「だれだ てぶくろに すんでいるのは?」
「くいしんぼねずみと ぴょんぴょんがえると はやあしうさぎと おしゃれぎつね。 あなたは?」
「はいいろおおかみだ。ぼくも いれてくれ」
「まあ いいでしょう」
これで五匹になりました。
いのししが やってきました。
「だれだね てぶくろに すんでいるのは?」
「くいしんぼねずみと ぴょんぴょんがえると はやあしうさぎと おしゃれぎつねと はいいろおおかみ。 あなたは?」
「きばもちいのししだよ。 わたしも いれてくれ」
さあ こまりました。
「ちょっと むりじゃないですか」
「いや どうしても はいってみせる」
「それじゃ どうぞ」
これで 六匹です。てぶくろは ぎゅうぎゅうずめ。
「だれだ てぶくろに すんでいるのは?」
やってきたのは くまでした。
「くいしんぼねずみと ぴょんぴょんがえると はやあしうさぎと おしゃれぎつねと はいいろおおかみと きばもちいのしし。あなたは?」
「のっそりぐまだ。わたしも いれてくれ」
「とんでもない。まんいんです。」
「いや どうしても はいるよ」
「しかたがない。はじっこにしてくださいよ」
これで 七匹になりました。てぶくろは はじけそうです。
おじいさんは てぶくろが かたほうないのに きがつき さっそく さがしに もどりました。
こいぬが てぶくろをみつけ 「わん わん わん」とほえると
みんなは びっくりして もりのあちこちに にげていきました。
内容を参考にさせてもらったのは



”てぶくろ”はウクライナ民話
現在 ウクライナの季節は さむ~い冬だそう
悲痛なニュースが始まって一年が過ぎました
小学低学年の子ども達に この話を振ると
「エ~ッ もう一年!」
「ロシアがね・・・」
と話をしてくれた子も!
とにかく 一瞬でも早く 平和が訪れるよう 願うばかりです
Posted by わくちゃん at 21:03
│手袋人形など